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{ 2017年・9月 5日(火)更新しました。}

  (証人尋問の詳細は、メインページにまとめています。)
17. 判決期日、指定は延期・・・
   2017年6月30日(金)、午後2時30分から第29回
最終口頭弁論が函館地裁で行われました。  〜New〜
   原告団3名そして弁護団3名が、渾身の最終意見陳述を行いました。
    しかし、大変残念なことでしたが、
     
「判決期日は、追って通知します。」と、裁判長が述べられ、判決期日の指定は延期されました。
    理由は、前日の6月29日(木)に、被告側が準備書面を提出する(民訴法157条の二、の趣旨に反する
   訴訟行為)という、引き延ばしを図ったためです。
(全ての書面及び書証は6月16日までに提出することで合意
    していた)(一方、被告側は最終意見陳述を行いませんでした。)

    原告側がこの準備書面への反論の時間(7月20日までに反論を提出予定)を求めざるを得なかった
   ため、裁判長はそれ以降に判決期日を指定すると判断されたようです。

16. 4月14日(金)、第9次原告37名が提訴(原告総数は1,168名)、
      基本的な証拠関係を提出。(
ジョン・ラージ第4意見書の要約は、メインのページに掲載。)
15. 1月10日(火)に証言された 渡辺満久さんの論文と その主張の解説は 次のリンクをご覧下さい。
 watanabe-katsudansou-ronbun.pdf へのリンク
 と watanabe-katsudansou-ronbunmatome.doc へのリンク
 渡辺満久氏の主尋問の証言(1/10)をまとめますと
  @
大間北方沖活断層は、変動地形学の科学的知識と手法によって確認される。
  A海底活断層の長さは、少なくとも
40km以上とみられる。
  B   〃   は、北から南へ緩い角度で傾斜しており、
大間原発の地下数kmまで推定される。
  C   〃   の長さからみて、想定される地震の規模は、経験則から
M7.5かそれ以上である。
  D
S-10やS-11など、敷地内の地下に施設等に影響を与える可能性がある断層等は、存在します。
   など、学問上の知見を証言されました。そして、
    
「原発は、安全なところに作るべき。大間原発の地盤は、非常に不安定。」
   と締めくくられました。

14.第24回公判(2016・11・11)の報告です。
    午後1時30分 開廷
      若林(被告側証人)への反対尋問
    午後2時55分 弁護側 準備書面54号を読み上げ。
     
次のリンクをご覧下さい。  junbishomen-54.pdf へのリンク  junbishomen54.docx へのリンク
13.第23回公判(2016・11・10)の報告です。
    午後1時30分 開廷
    @原告側から、準備書面53号の提出 
     
次のリンクをご覧下さい。 junbishomen-53.pdf へのリンク  junbishomen36&53.docx へのリンク  
    午後1時32分 証拠調べ 開始
      佐藤 暁(原告側証人)への反対尋問、再尋問
             ・日本の新規制基準は、世界最高基準か? との問いに
              「福島第一原発事故をふまえて、第3代世代原子炉に期待される安全基準には、
               新規制基準は遠く及ばない。」と、言い切りました。
       (証言の要旨は、次のリンク satoh satoshi-shougen2.doc へのリンク をご覧下さい。)

12.第22回公判(2016・9・30)の報告です。
   午前10時30分  開廷
     @原告側から、準備書面51号、52号の提出
   午前10時35分 証拠調べ 開始
      若林 利男(被告側証人)
          [主な証言内容]   ・大間原発の安全評価設計の審査を行った。
                        ・制御棒落下の場合、MOXペレットの方がFPガス放出率が大。
                        ・しかし、MOX燃料の安全性については十分と考える。
                        (事故のときのMOX燃料の安全性については、触れず・・・)

11.第21回公判(2016・9・23)の報告です。(佐藤証言要旨−掲載)    
   午前10時30分  開廷
     @原告側から、準備書面45号、46号、47号、48号、49号、50号の提出
     A被告側から、準備書面13〜15号提出
   午前10時35分 証拠調べ 開始
      佐藤 暁さん(原告側証人)
        [主な証言内容] ・確立された国際基準としてあげられるもの
                    @IAEAの安全基準、AアメリカのNRCの規制基準、Bヨーロッパの独自基準

                   ・大間のような第3世代原子炉には、レベルの高い安全基準が求められる。
                    【アメリカにおいてはどうですか】  
大間原発は、ダメ。
                    【ヨーロッパではどうですか】    
大間原発は、ますますダメ。
                    など、180分に及ぶ証言でした。
          
証言の要旨については、 satoh satoshi-shougen1.doc へのリンク をご覧下さい。  
     菅野 榮子さん(原告側証人)
          
主な証言内容については、 kanno-chinjutsu.pdf へのリンク をご覧下さい。


10.第3回裁判期日協議・第20回口頭弁論(2016・7・8)の報告です。
    午後3時45分  開廷
     @原告側から、準備書面42号、43号、44号の提出
     A大河弁護士・・・準備書面42号の説明−−
「包括的生活利益としての平穏生活権」の主張−−
     B原告・小池光一さん・・・意見陳述
      (準備書面43号の解説は『私たちの主張』のページに掲載しています)

9.第19回口頭弁論(2016・3・3)の報告です。
   @原告側から、準備書面39号、40号の提出。
    A原告側 只野弁護人から 被告側準備書面の内容について二点の問い質しがありました。
       被告側は、次回までに返答したい、と答えただけでした。
    B原告二名の口頭陳述(岡本さん、豊田さん) それぞれ約5分ずつ。
    C次回の期日指定のないまま、閉廷しました。

    その後の進行協議で、2017年1月及び3月の期日が決まりました。

8.第18回口頭弁論(2015・12・11)の報告です。
   午後2時30分  開廷
   (1)
裁判長・・・・・提出された準備書面は、原告側34〜38号、被告側10〜11号ですね。
     ・
森越弁護士・・・・本日提出した33〜38号について、簡単に説明します。
                (原告代理人 弁護士中野宏典さんが説明)
       準備書面33・・・提出済みの図面、表等の再提出 その1
       準備書面34・・・フルMOX原子炉の危険性について。
       準備書面35・・・火山活動の危険性について。噴火による火山灰の降灰15cm程度ですら、原発の対策
               は困難であることを示す。大間原発敷地には洞爺火山灰が30cm積もっていることを被告
                電源開発は認める。
       準備書面36・・・津軽海峡の大間北方活断層及びS-10断層について、被告電源開発は調査したとして
                いるが、調査結果は信頼できない。規制委員会は再調査を命じている。
       準備書面37・・・基準地震動についてのまとめ。過去に基準地震動を超えた地震が5つもある。平均像
                をとるのは危険である。
       準備書面38・・・使用済み核燃料プールの危険性と脆弱性について。
       (
準備書面34〜38の解説、PDFファイルについては
『私たちの主張』のページに掲載しています。)
     ・
原告の意見陳述・・・原告 高橋泰助さんと筑田敬子さんが5分間ずつ陳述しました。高橋さんは企業家
                 として大間原発は百害そのもの、筑田さんは福島第一原発事故を見た者として函館
                 市民が避難できないのは明らか、など体験に基づいて陳述されました。
                  (現在の裁判所は、原告本人の意見陳述を認める立場です。)
     裁判長・・・・・では、これから進行協議を行います。
             次回の期日は、平成28年(2016年)3月3日(金)午後2時30分からと指定します。閉廷。

   (2)
報告集会・・・・・その後、弁護士会館において報告集会が行われました。
       16:00〜  森越弁護士が進行協議の報告をしました。その中で、訴訟進行に大きな進展が見られ
               たことが報告されました。
         ・裁判所側から、
一審判決までの大まかなスケジュールが示されました。
         ・いよいよ、
2016年から本格的な審理(証人尋問に向けて)に入ることになりました。
          みなさん、どうぞご支援をお願いいたします。


7.第17回口頭弁論(2015・10・23)の報告です。         
   午後2時30分  開廷
   (1)原告の意見陳述・・・7次原告のお二人(詳細は、次の会報にて)
   (2)訴訟進行についての意見表明・・・森越弁護士
     ア.原告側は第7次までの提訴において、32号までの準備書面を提出してきました。一方、被告
       (国、電源開発)側は、これに対して何ら反論していません。
     イ.福島原発事故を含めて、この半世紀の間にスリーマイルそしてチェルノブイリと原発の過酷事故が
       繰り返されました。人類が原子力に頼ることは、もはや認められないことは明らかです。
       現裁判体に司法の立場から、速やかな厳正な判断を求めます。
     ウ.そのため、12月11日(金)の第18回口頭弁論までに、原告と被告が共に
      @双方が、主張の論点の書面を出し終えること
      A双方が、争点の整理に努力すること
      B司法からの質問書に対しては、双方が誠実に答えること
     エ.前記のウをふまえて、双方の証人が決定され、証人尋問の期日が指定されることを求めます。
    以上、ア〜エの訴訟進行について、進行協議の場で話し合いたい。
  【裁判長】「被告側、何かありますか」
  【国  側】「ありません」
  【電源開発】「ありません」
  【裁判長】「では、午後3時10分から進行協議を行います。次回は、12月11日(金)午後2時30分とします。
        閉廷」

6.2015年6月以降、函館地裁に提出した準備書面は次の通りです。

  2015.6.16  準備書面29号(6.4 第16回口頭弁論でプレゼンした福島事故の損害、その他について)
  2015.8.19  準備書面30号(原発訴訟の判断枠組みについて)
  2015.8.19  準備書面31号(新規制基準においても基準地震動の設定が適切でない、国の責任論について)
    2015
.10.23 準備書面32号(基準地震動、27号の補充主張)

5.『2015年6月4日(木) 第16回口頭弁論 於:函館地方裁判所』の報告です。   

      新しく赴任した三人の裁判官(裁判長:浅岡千香子)のもと、第16回口頭弁論が開かれました。
     まず、原告二名が口頭陳述しました。

     ・竹田とし子さん・・・・原告団1,010名の思いを述べられました。
     ・前田 圭子さん・・・・福島県飯舘村わらび平の酪農業の方の思いを述べられました。
                  (代読:加納栄利子さん)
     次に、お二人の弁護士がこの大間原発訴訟のもつ意義と重みを述べられました。
      しかしながら、被告側からは今回も、反論も意見表明もなかったことを指摘しておきます。
     
     ・海渡弁護士・・・・(要旨)「ひとたび原発事故が起これば、回復不能な被害を受けることになる。
               重大事故は絶対に許さない、という基準で判断すべきである。そして、福島第一の
               被害について確固たる事実認識を裁判所は持つべきである。」と述べられました。
     ・中野弁護士・・・・(要旨)「大間原発の概要」を述べられ、「問題点として、@基準地震動について、
               A活断層の見落としについて、B司法審査の立証責任の分配について、」など
               指摘されました。特に、立証の責任を原告と被告にどう分配すべきか、当裁判所の
               姿勢が問われている、と述べられました。


4.2015年4月15日(水) 第6次原告113名の提訴のあと
         第15回口頭弁論における鈴木裁判長の訴訟指揮に対する
抗議文
         竹田代表が函館地裁において読み上げ、裁判所長(山田陽三)に提出しました。
         抗議文については、次のリンクをご覧下さい。  kougibun.pdf へのリンク

3.『2015年3月27日(金) 第15回口頭弁論 於:函館地方裁判所』の報告です。 
  
   遅くなりましたことを お詫びいたします。   【繰り返された荒れた法廷!】
    鈴木裁判長−またしても、濫用的な訴訟指揮意見陳述をいっさい認めず
   (森越弁護士からのFAX連絡は、次の通りです。)
   またしても予定・事前予告していた2名の第5次原告(元中学教諭と中学生)の意見陳述に対して、
  裁判長は突然、法廷で「意見陳述は認めません!」と告知し、この訴訟指揮を巡って「異議」、「却下」の
  やりとりが続き、裁判長は再び「閉廷」を宣して退席しました。
  「第5次訴訟の併合決定」も、「次回期日の指定」もなく、裁判所は退散しました。
  予定されていた、その直後の「進行協議期日」の協議に原告弁護団は一旦は全員席に着き、冒頭に
  「あなたがたの裁判体とは、一切お話はできない。忌避を予定しています。」と宣して、全員直ちに退席しました。  (以上のとおりです。)
  
 [追記]3月30日(月)、3人の裁判官に対する忌避申立をいたしました。

2.『2014年10月17日(金) 第14回口頭弁論 於:函館地方裁判所』の報告です。 

  原告を代表して、竹田とし子さんが、裁判の進行について「要望の表明」を行いました。
    (要旨) 原告の意見陳述は、どうしても必要です。今まで第12回の口頭弁論まで続けてきたものを
  前回(第13回)で 取り止めるのは、納得がいきません。これからも、意見陳述は大切にしていきたい。
  一人々々の意見表明が 必要、と考えます。
   また傍聴席の削減は、一枚の通知で一方的に進めたものであって、多くの人たちに裁判参加の道をせばめる
   ものです。むしろ、広い場所での裁判を求めます。傍聴席の拡充を求めます。原告全員を代表して、要望い
  たします。

  続いて、準備書面26号を、河合弘之弁護士が読み上げました。
    (要旨) 5月21日の福井地裁での判決(大飯判決)には、3つのポイントがあります。
        @理由付けが的確である。
         A他の原発にも通用する論理である。
        B判決理由をすべて否定出来ない限り、棄却判決はできない論理構成である。
       この判決は、福島第一原発事故から出発している。この原発事故は、史上最大の公害である。
       生命を基礎とする人格権の広汎な侵害をもたらしていることは、明らかである。
        原発事故の特殊性は、他の科学技術とは違い、その発生の原因が大きな自然災害や戦争以外では
       想定し難いものである。

      それ故、福島第一原発事故の後、原発の危険性の判断を避けることは、裁判所に課された最も重要な
       責務を放棄するに等しい、と言わざるを得ない。
        大飯判決は、原発事故の特殊性から出発していて、
        @人格権(=人の生命)は経済活動に優先するという、差し止めの判断基準を示しており、
        A具体的な危険が万が一でもあれば、差し止めが認められる、
        という、非の打ちどころのないものといえる。
      さらに大飯判決は、地震動については科学的根拠に基づく想定は本来的に不可能である、としている。

     さて、この大間原発については想定している基準地震動は信頼性に乏しく、信頼する根拠は見出せない。
       使用済み燃料プールを堅固な建物で覆っていないのは、安全性を確保しているといえない。
       新規制基準に、仮に、適合していても科学的根拠なく、地震動の影響の危険性は解消されない。
       など、指摘した上で、
        極めて多数の人を生存と、電気代の高い低いなどを並べて論ずることは、法的に許されない。
        新規制基準は安全の基準ではないという不合理、審査の過程に過誤・欠落が明らかになった。
       と、主張しました。
 

『2014年7月18日(金) 第13回口頭弁論 於:函館地方裁判所』の報告です。
    
  
 2014年7月19日(土)付けの北海道新聞の記事にもありますが、第13回口頭弁論において函館地裁の
   鈴木尚久裁判長は原告の意見陳述を認めず、1時間半を予定していた口頭弁論を約20分で打ち切り途中で
   閉廷しました。
   このため、予定されていた第4次原告の新城光正さんの意見陳述と中野弁護士のプレゼンテーションは行わ
   れませんでした。
 
   約20分間の法廷でのやりとりを、簡単に報告いたします。
  原告側(弁護団) ・・・ 過去12回のすべての口頭弁論で27人が意見陳述し慣例化していることなどをあげ、
                     本日の口頭弁論で意見陳述の場を設けるよう、求めます。
  裁判長       ・・・ 意見陳述は認めない、とすでに通告しているところ。
  原告側(弁護団) ・・・ 意見陳述を認めない理由は何ですか、お答え下さい。
 
 裁判長      ・・・ すでに事前の協議で、意見陳述は人事異動による裁判官の交代など、裁判の節目に
                 行うものと説明して いる。今回の口頭弁論は「節目ではない」など伝えていました。
  原告側(弁護団) ・・・ 原告個々の人間が、原発事故の被害について意見を陳述したいと主張していることに
                    対して、意見陳述を必要なしとする根拠を示してください、と申し上げています。
                    裁判長、お答え下さい。
     裁判長       ・・・ 理由を説明する必要は認めません。
     原告側(弁護団) ・・・ 民事訴訟法150条により、異議を申し立てます。違法かつ不当であります。
     裁判長       ・・・ 「裁判官三人の合議」により、異議を却下します。
     裁判長       ・・・ 本日の訴訟の継続は困難と認めます。次回は10月17日に行います。
                    以上で、閉廷します。

    この後、弁護士会館において、報告集会が行われました。